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・もう一つ、「クビ」になった話を‥‥
「真梨邑ケイ」のバンドリーダーを務めている時の事、全く前触れも無く、突然「北村英治（クラリネット）クインテットの一員(メンバー)になってほしい」と言う話が舞い込んで来ました、 実は前々から、「北村さんと演奏してみたい！」と思っていたので、前後の見境いも無く、二つ返事で引き受けてしまいました、 北村さんには、後々、カリフォルニア・モンタレー・ジャズフェスティバルでの演奏で同席させて頂くなど、又、演奏面でも、多大の影響を受けた事もあり、とても感謝致しております、 困った事に、北村さんの初日の演奏日と、真梨邑ケイの公演日とが、ぶつかってしまいました、 あげく、迷わず、北村さんの方を取り、真梨邑の事務所からは、「バンドリーダーが公演の日に、代わり（エキストラ）を入れるなんて！」と、散々（さんざん）お叱りのお言葉！ 当然ですが、翌日、「クビ」の宣告を受けました、 この様な、「バカげた話」の裏には、僕の「単純なジャズバカ」と、未だに、内心「反省心が無い！」事などがあると思っておりますが、皆さんはいかがお思いでしょうか？。 |